既存集水桝は、天端レベルが廻りより50mm〜100mm高く、尚且つ砂利等で目詰まりしており機能を果たしていません。数倍程度のコストをかけて駐車場全体に砕石を敷いても公共下水道は敷地内の雨水は負荷対象にしておらず、水捌けについては改善されません。敷地内の雨水は、敷地内で浸透処理しなければなりません。
今回は、投資効果に配慮しつつ(恒久的に駐車場として利用する訳ではない)雨溜まり発生の抑制を目指し、踏み固められている地盤の透水能力を高めることを目的にしています。
下写真は既存集水桝での躓き防止のために掘った土でなだらかにしています。
ミニユンボで掘り始め
500角×1000h程度で掘り終えた俯瞰
地中周りからの目詰まりを防ぐ透水シートを挟み砕石で埋めます。
路盤材で仕上げて完成です。
雨水浸透ホール×4か所は、廻りより少し窪み加減にしています。