神奈川県相模原市 2007年1月 施工: (有)A tempo
戸建住宅の中庭を増築し、屋上の陸屋根をFRP防水しました。
2.7m×2.7mの広さは、物干しスペースのみならずいろいろな活用が考えられます。
防水施工前の屋根木下地 FRP防水塗布
トップコート(紫外線から防水材の劣化を防ぎます)を塗って完了です。
FRP防水は塗膜防水の一種で、その一般的特徴は、
1.露出仕様で防水層上の通常の歩行が可能である。等です。
2.速硬化タイプなので、1日で施工を完了させることも可能である。
3.耐磨耗性に優れ、駐車場への適応性に優れる。
4.耐根性、耐土壌性に優れており、屋上緑化防水に最適である。
5.耐水・耐薬品性に優れているため、薬品槽、下水道施設など耐蝕性を要求される分野にも使用される。
共同住宅のルーフバルコニーの様に、上に物が置かれても、ウレタン防水よりも機械的強度が期待できます。
本バルコニーでは、将来、上にウッドデッキが敷かれる予定があります。

手摺は、ご希望により木製にしました。
近隣からの視線の遮りと通風を考慮して、1400Hのルーバータイプとし、かなり頑丈に作っています。

外観です。
増築部分のサイディングは既存と同一の製品としています。
この後目地コーキングして同色で塗装します。
シャッター及びサッシュは既設品を移設して使用しています。
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