2006年09月16日

直結増圧ポンプが能力アップ

神奈川県相模原市 2006年9月11日 記録: (有)A tempo
給水方式は、受水槽方式加圧ポンプ方式から直結増圧ポンプ方式へと切り替わってきています。



増圧ポンプの定期点検
増圧ポンプの定期点検 06/08/24

今までは各社口径50mm迄の製品ラインアップでしたが、75mmの製品が新しく登場してきています。


という事は、各地の水道局も増圧ポンプ方式の制限戸数を80戸程度から150戸程度へ引き上げる事になりそうです。対象物件が大幅に増加しますね。

関連情報:口径75mm増圧ポンプで直結給水の拡大
       15階200戸までのビル・マンションの受水槽が不要になります  横浜市水道局
       川崎市の給水方式  川崎市水道局
       ・・・・・「特例直結直圧式給水」に注目です。




給水方式の概要図(横浜市水道局 提供)

増圧ポンプ

現在市内には、約2万ヶ所の受水槽があります。そのうち直結増圧ポンプ方式の対象となるものは約1万6千ヶ所あり、構成比としましては約 80%の受水槽が対象となります。






増圧ポンプ方式とするには、各水道局との供給能力および近隣地域の給水本管施設状況についての打ち合わせ・事前協議が必要となります。

また、既存建物の場合、立て主管頂部での自動エア抜き弁設置や給水メータ部での減圧逆支弁設置について、可能かどうかのチェックが必要となります。

受水槽方式加圧ポンプ方式から増圧ポンプ方式へと切り替える時はご相談ください。受水槽が劣化している場合や配置上邪魔な場合も是非ご検討ください。
mail to: t-nakamura@a-tempo.co.jp

受水槽撤去

受水槽の撤去作業中の写真です。



関連記事:増圧ポンプへの切り替え工事
       受水槽撤去、増圧ポンプ設置
       増圧ポンプの定期点検
       事務所ビルにも直結増圧ポンプ
       特例直圧給水方式とは
       増圧ポンプへの切り替え工事設計図
posted by アテンポ at 10:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築評論家気取り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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