2011年06月17日

地中埋設・屋外共用給水管は電気融着継手

マンション共用給水管を水道用耐震型高性能ポリエチレン管にて更新しています。
地中埋設・屋外共用給水管の継ぎ手は電気融着(EF法:エレクトロフュージョン)継手としていますので、紹介します。
フランジ継手のように出っ張りが無いので、見え掛りがすっきりします。
ポリエチレンの材料については、密度による分類のほかに、設計上の性能を明確に規定するため、 ISO/TR9080に従って求めた長期水圧強度をもとに分類する方法が採用されています。水道配水用ポリエチレン管及び管継手の材料であるPE100とは、20℃で50年間管が破壊しない一定応力値が10.0MPa(102kgf/cm2)以上であることが証明されたポリエチレン材料のことです。

まず配管材に対する前準備として、スクレーパを使って融着面の切削をします。そして・・・

EF接合2.JPG

横主管.JPG
内蔵されている電熱線に電流を流し、管表面と継手内面を一体化して接合します。
地中埋設のガス管等にも多用されている配管材・継手です。

通電用の発電機は、少し音がします。蓄電池方式にするなどの工夫の余地がありそうです。

4階天井に共用給水横主管が完成しました。
これから保温仕上げをします。




関連記事:マンション共用給水管の更新工事・工事説明会
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