更生する方法もありますが、口径が大きくなると結構大変です。共用部分から工事できるのであれば、更新する方が良いでしょう。
既設給水システムと、配管ルートにより、様々な更新方法が考えれます。共用横主管・立主管共既設ルートとは別のルートを採用することもありますが、今回は、共用立主管を同じ位置で入れ替える方式としています。共用横主管は、1階廊下下埋設配管から、4階共用廊下天井露出配管へ移動させます。
仮設給水配管を設置することも考えられますが、コスト上不利となりますので、利用していません。
左図は、今回の切り替え手順の概要を説明しています。
不断水分岐バルブを利用していることが特徴です。この事により、断水回数を減らすことが可能となります。
新旧共用給水システムを切り替える部分の写真です。(切替前)
10階建てマンションにて、立管の位置を変えずに更新する方法については別の機会に説明します。
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