当局の記者会見は、世界各国に対して相当の情報発信力を持っていたことに驚かされています。昨日以来、中国を除いて原子力発電施策を見直しているようです。

ドイツでは、2021年を目処にすべての原発を停止する予定でしたが、前倒しして停止することを検討するそうです。
相当なパンチ力です。
2006年の主要国の電源別発電電力量の構成比
ベトナムでの原発受注は困難となるかもしれません。
T電のやる気のなさ及び危機感のなさは、十分な力を持って情報発信できています。
T電の社長は、今の広報チームの交代を考えているかも知れませんが、将来の原子力発電・太陽光発電の事を考えると、今のままのチーム続投が適切だと思います。
現地で燃料棒廃棄処理されている方々におかれましては、健康被害に十分留意されて、奮闘されることを祈ります。
周辺環境は、3.7ミリシーベルトであり安全だと専門家は主張しています。安全だと主張するなら、自ら燃料棒のそばまで行ってバケツで水を掛けて欲しい。危険な場所や、危険拡大要因のある状態を、危険な状態、すなわち安全ではない状態と言います。安全な場所もあります。事はよく判っています。
安全な状態とは、ヘリコプターや高圧放水車で水を掛ける状態でしょうか。見せて貰えば判ります。
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東京電力株式会社 平成23年3月15日【午後4時現在】
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2011年03月13日 13:18 発信地:ワシントンD.C./米国