神奈川県相模原市 2006年5月 撮影: (有)A tempo
ホテル屋上に設置された14年目の冷温水循環ラインポンプ(5.5kw)です。
ポンプの前後にはバルブがあります。
ポンプの左にあるのがバイパスバルブです。

写真では音をお伝えできませんが、経年劣化(ボールベアリングの磨耗)により、運転音が大きくなっています。
同じラインポンプへ更新するほうが配管が楽なのですが、ホテル客室の近くに設置するには容量が大きいので、床置き型(防振架台付)へ更新することにしました。
ホテルの場合、チェックアウトとチェックインの間でしか空調を停止ことができません。
写真にあるように、ポンプの前後にバルブが1ケづつと、バイパスとバルブが1ヶあるので、これを利用して空調を停止することなくポンプ更新ができないものかと考えました。
・・・が、バイパスとバルブが1ヶは、何の役にも立たない事が分かりました。

何の為のバイパスなのか意味不明です。
という私も、深く考えないでこのように設計した事があるような気がします。

一般的には、循環ポンプにバイパスは必要ありません。
特にホテルの場合、ポンプセット前後に分岐バルブを設けるのが礼儀です。
関連記事:給湯用加圧ポンプの設置
ホテル客室の騒音測定
新しい冷温水循環ポンプの設置
ラベル:ポンプ
ラギングが大きくなっているのは、チャッキなのかな?
ポンプの左にあるのがバイパスバルブです。
チャッキはありません。
判りにくい写真で申し訳ありません。
これはどうゆう意味でしょうか?
別の客室から離れた場所に床置き型を設置ということ?
このままラインポンプへの更新で特別問題がないような気がしますが...
ラインポンプがこの設置の仕方に対応して設計されていれば使いたいと思います。
劣化で運転音が大きくなっている以外に、振動音等のクレームはこれまでにあったのでしょうか?
もしないようなら、ラインポンプでの更新で良いと思います。
関連記事:ホテル客室の騒音測定
http://a-tempo.seesaa.net/article/15070475.html
をご参照ください。
ホテルのお客は深夜に敏感になられるようです。