防犯カメラやオートロックシステムを取り入れたマンションが当たり前となっていますが、川崎の幼児投げ落とし事件では防犯カメラが有効に抑止力にはならなかったようです。でも犯人逮捕には貢献しました。ある方がBetterでしょう。
一方のオートロックシステムは、逆に狙われ易くなって来ている傾向があるようです。理由は、
- オートロックシステムに頼るあまり個別玄関・窓の防犯が疎かになる・・・極端な場合鍵をかけていない
- オートロックシステムがある共用玄関以外の建築的防犯が意外に疎かになっている
裏口や、屋外階段、1階廊下から容易に侵入できる構造になっているマンションが数多くありますので注意が必要です。
1階廊下の手摺は高くした方が良いと思います。
また、オートロックを開けるには、
方法がありますが、2.については、不動産管理会社、メーター検針員等に洩れている場合があり、ある程度の間隔で変更する等の用心が必要です。
- 逆マスターキーの利用
- 共用暗証番号による
- 部屋番号を押して在室者に開錠してもらう
- 入居者の後ろに着いて入る
共用暗証番号を設定せずに、任意の入居者の入館チェック(3.)を必ず経るようにした方が良いかもしれません。
宅配業者等を装って開けさせる場合もありますから、不安が残ります。
個別玄関キーを防犯性能の高いキーに変更した場合、1.が利用できなくなります。
共用パネルのキーシリンダー交換は、入居者皆様へのお知らせ手順が複雑ですので弊社にお任せください。
個別玄関の防犯性能の高いキーへの交換は、近くでしたら承ります。
建築的防犯性能の向上についてもお気軽にご相談ください。
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