「つくば市まほろば事業」では、標記風力発電機が想定どおりには稼動していないようです。
つくば市が早大を提訴する予定と、風の頼りに利きました。
自然エネルギーの活用・普及を期待する私としてはとても残念です。
「プロペラ形風力タービンと同じ原理で回る揚力形のダリウス形風力タービン(写真1:帯状の3つの翼部分)に、カップ形風速計と同じ原理で回る抗力形のサボニウス形風力タービン(写真1:半割りの筒状部分)をダリウス翼の回転閉空間内に、回転軸を共有して組み込み、それによって発電機を駆動する、ダリウス・サボニウス併結形風力発電機と呼ぶもの。」
風車写真とも ワセダコムより引用
何処に原因があるのでしょう?
サスペンス好きがとんでもないことを推理しました。
ダリウス形が右に回ろうとしているのにサボニウス形が左に回ろうとしているのではないでしょうか。
可能性がほんの少し残されていますでしょうか?
色々ないきさつを詳しく理解していない者が、生意気言うな、
と叱られるかも知れません。
風力発電を設置する場合、その地点の風向・風速データを気象庁等で調査する事は、イロハのイだと思います。メーカ、早大、つくば市、それぞれもが解っていないはずはないと・・・シャーロックホームズは考える訳です。
さらに、発生頻度の高い風速に合わせて風車形式を選定しているはずです。
同形式の風力・出力性能曲線 メーカーパンフ
正常なら、3,4m/sあれば動きそうな感じがするのですが。
追加情報:NTV放送資料

出典:NEDO ,日本風力開発
以下は、マンション・戸建住宅で採用できそうな小型風力発電装置の一例です。









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アテンポ・楽天提供のショッピング最近注目の小型風車 NEDO
ダリサボ型風車のアイデアは特に奇抜なものではありませんし、風さえあれば回ります。
しかし、残念ながらつくば市は風の吹かないところに風車を設置してしまったのですね。風車が気の毒です。
ある種トッピな推理と言えますが、それくらい不可解な事件ということですよね。
風力発電といえば、プロペラ型の物しか
思い浮かばなかったのですが、もっと
開発が進んでいるんですね!勉強になり
ました。ありがとうございます。
でも、せっかくの試しみが失敗に終わる
なんて、とても残念です。
早く環境に良いものが、どんどん開発される
とよいですね。私が「夢」に書いたような事
を、この目で見てみたいものです。
3台ともしっかり回っていました。
やはり風況の問題なのかな・・・・。
メカ側に特に問題は無いかも・・・・。
あまりにも微風で発電することに期待しすぎているのかも・・・。
でも、微風で回ってほしいですね。
たとえ、発電しなくても。
これからの技術の発展のためにも。
ビルの谷間にわざわざ設置しているという報道もあるようですが、いかがですか。
http://www.ntv.co.jp/tokuso/onb/20060318.html
維持管理するために、風力で発電した以上の電力を消費するという、意味不明の大問題もあるようです。
昨日の書き込みでメカ側と書き込みましたが、メーカー(製造者)側と言う意味ではなくて、メカ(装置・機械)側と言う意味です。
小型風力発電の普及を考えると、一般住宅地で回ってほしかった。
今回の件で、悪いレッテルを貼られなければ良いのですが・・・。
業者側のエゴむきだしや、それに群がる連中がいる限り、まじめに研究努力・普及に取り組んでいる人たちにとって残念でなりません。
それにしても、今回の件は非常に残念です。