2006年03月24日

マンション共用給水管の更新

東京都狛江市 2005年施工: (有)A tempo

弊社が建物維持管理をしているマンションの共用給水管を更新しました。専用部分の給水管は2年前にサンドブラストライニング工法にて更正済みです。

その後受水槽方式を
増圧給水ポンプ方式


へ改修しました。受水槽は撤去し、跡地は子供の遊び場となっています。
共用給水管も同工法(サンドブラストライニング工法)を予定していたのですが、水道局が同工法を認可しない(増圧給水ポンプ方式の場合)ため、共用部分については給水管の更新へと切り替えました。

PS内での更新を検討しましたが、施工スペースの面で不可能でした。意匠面での負担が懸念されましたが、雨水縦管と同じく露出配管としました。写真では、雨水縦管の横で細く見えます。いかがでしょうか。

photo2.gif

内装仕上げの更新を伴う専用部分は配管内面更正工法の方がコスト面で有利ですが、内装仕上げの更新を伴わず、管径の大きな共用管は、更新(配管の取替え)の方がコスト面で有利となる場合が多いでしょう。

縦管の頂部には、自動給排気弁(水道局のご指導)が必要となります。



配管材料はステンレス管を使用し、継ぎ手はアバカス継手を採用しました。
ステンレス配管を採用する場合、継ぎ手の選択は水漏れ防止の面で極めて重要です。

アバカス継手.gif

黒いソケットに埋め込まれた3連のそろばん玉状の物が、継手にねじ込まれる時に中のSUS管の外面に溝を切り、管が抜けなくなります。

接続作業は、一般工具(パイプレンチ等)でピンクの目印が見えなくなるまでねじ込むことで完了します。配管職人の熟練度に期待しないでしっかり配管抜けを防止します。ぴかぴか(新しい)

一度ねじ込んだ配管を解体して確認しましたところ、そろばん球がしっかり3列食い込んでいました。

まず抜ける事はないでしょう。     欠点は値段の高いこと



関連記事:給湯管から水漏れです。
       マンション共用給水立主管の更新
       新旧共用給水システムの切り替え手順
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