切替工事費は、以下の要因により変化します。
1.既存の給水引込管を更新(サイズUP)する必要があるか。
・・・・多くの場合サイズUPの要あり。
2.給水本管が埋設されている道路の仕様。
・・・・舗装仕様の高い道路の向い側に本管があるとコストアップとなる。
3.受水槽の基礎の撤去仕様
・・・・地中埋設部分まで撤去するとコストアップとなる。
4.敷地内の給水管ルートの切り替えによる路面仕上げの復旧
給水引込管の位置と、既設加圧ポンプの位置を睨みながら、総合的に判断して、最適な増圧ポンプの位置を決定します。
下図はイメージですが先日作成・提案した、切替工事の計画・設計図です。ミニマムコストを追求した計画としています。
増圧ポンプの騒音は気になる大きさではありませんが、できるだけの配慮が必要です。
所轄の水道局に出向き、本管サイズと本管給水圧力に関して、増圧ポンプ方式とする事に支障が無いかどうかの確認は必須です。
最近水道局は、各地での増圧ポンプへの切り替えを前提に、本管計画・改修をしているように思えます。
上の計画図には、本管図をスキャンして貼り付けています。
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ラベル:増圧ポンプ