2009年01月10日

機械式駐車装置のメンテナンスコスト削減

神奈川県相模原市 2009年1月 調査・検討: (有)A tempo

マンション管理士として顧問をさせていただいているマンションの、機械式駐車装置メンテナンスコストを、ご依頼により見直しています。

機械式駐車装置の種類には、以下のものがあります。(立体駐車場工業会

  1.垂直循環方式
  2.多層循環方式
  3.水平循環方式
  4.エレベータ方式
  5.エレベータ・スライド方式
  6.平面往復方式
  7.二段方式・多段方式
  8.自動車用エレベータ

本物件の機械式駐車装置は、7.の2段式(ピット無し・パズル式)で、屋外の複数ユニット、80台近くの規模です。比較的単純な構造で、建設費・メンテナンス費用も安めのタイプです。

ゲリラ豪雨で水没する心配はありません。

竣工以来、新築時の施工メーカーによりメンテナンスされており、何の検討も加えられずに高めのまま継続されている可能性があります。

施工メーカーは、仮に組立・工事費で赤字を出してもメンテナンス契約・修理により損を取り戻す業界と言う噂を耳にすることもあり、独立系メンテナンス会社への変更を組合さんへ提案する機会が増えています。

エレベータのメンテナンス業界のあとを追うように、独立系の機械駐車メンテナンス業界も次第に力をつけつつあります。(2〜3割のシェア?)

メーカー系がほぼ独占している機械駐車場のメンテナンス業界の現状は、管理組合にとっては好ましくありません。
安全第一であることは当然ですが、必要以上・異常に点検頻度が多いことはないでしょうか。

機械駐車装置3

6回/年のままで2/3、4回/年に変更すれば、1/2に削減できそうです。
独立系メンテナンス会社の選定に際しては、部品調達に問題がないかどうかを確認することが重要です。
当該メーカーの組立て施工実績があれば、Betterです。

5・6年周期で塗装改修・部品交換、25年程度で取替え更新の検討が必要となりますが、2階建ての自走式も長期修繕計画にて提案する価値があります。

安全性を考えると、法定点検のような法制面の整備が必要と考えますが、天下りが増えそうなので気が進まない所です。
機械駐車装置整備士なんてのが出来たりして。
今後車に乗る人は減少しますから、バイク置き場への転用についての構造規制・法整備も望まれるところです。



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