2008年07月23日

浄化槽の廃止・生放流化に伴う敷地内排水管の敷設

神奈川県相模原市 2008年7月 設計・監理: (有)A tempo

浄化槽を廃止して下水本管へ生放流する場合、敷地内排水管ルートを切り替える必要があります。

接続


下水本管への接続は終わりましたが、未だ浄化槽の処理水を仮設放流しているところです。
手前は既設の雨水放流管です。

放流管ルート

合併浄化槽へ流入していた生活排水を、下水本管へ放流する為の排水管ルートを、まず、カッティングします。

0718 009 掘削 掘削2

合併浄化槽の際を浄化槽流入桝へ向けて掘り進んででいます。

曲がり 曲がり2

曲がり部分には点検掃除用の桝を取り付けます。

埋め戻し 点検掃除桝を取り付けて埋め戻します。

切替5 浄化槽の入口まで根切が完了しました。

切替 1


生放流への配管切替が完了しました。浄化槽への最終流入桝をストレート掃除口へ置き換えました。
工事全体のハイライトです。
事前に段取りしておけば、マンション排水を停止しなくても切替可能です。
マンションからの排水を土嚢でせき止めての作業でしたが、1軒の排水も降りてきませんでした。・・・・ラッキィーでした。15:00〜16:00が狙い目です。

切替9  切替11  コンクリート1

             埋め戻し・填圧後、コンクリートを打設します。

コンクリート 2  コンクリート7

浄化槽内部の機械類は、分解して廃棄します。 内部機械


この後、浄化槽内部の汚泥・スカムの引き抜き、消毒、底部の穴あけ、砂充填、開口部のコンクリート打設へと進みます。



関連記事:浄化槽を廃止して下水本管へ放流
       合併浄化槽を廃止して砂埋め
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Tracked: 2008-12-05 23:07

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